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第7巻 第2号 1974年3月 [目次] [全文 ( PDF 1539KB)]
原著

胃癌術前照射

牧野 惟義, 中村 智, 相馬 哲夫, 大石 山, 福沢 道夫, 佐藤 正経, 湯本 克彦, 楠本 慶明, 古畑 正, 大城 隆, 原 乙郎, 中野 孚, 名和 肇, 西田 清一, 外野 正己1), 土手 剛1)

東京医科大学外科, 東京医科大学病理1)

 進行胃癌に対する治療方針として教室では昭和42年より術前照射を施行しているが,照射の適応と限界を考慮し,綿密な照射計画を立て線源,照射体位を選択して行えば臨床的にも組織学的にもまた生存率の面からも十分な効果が得られる.すなわち,適応と限界についてはボールマンI,II型は絶対的に,III型は一部が適応となりIV型は適応外である,腫瘍の大きさは8 cm以下,5~6 cm迄が望ましく,X分類でX1の変化をこせば十分で,P0,H0,N2,S2 stage III迄が適応である.また,未分化な癌程照射すべきで総線量4,000 rad以下の症例は照射終了後出来るだけ早期に手術すべきで,4,000 rad以上照射例では2週間程度の待期々間をおいても差支えない.

日消外会誌 7: 112-125, 1974

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