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第7巻 第6号 1974年11月 [目次] [全文 ( PDF 894KB)]
原著

幽門洞ならびに腹部迷走神経各枝と胃分泌の関係

渡辺 英生*1, 木下 真人*2, 甲藤 延重*3, 加納 嘉明*3, 小西 正甫*3, 櫛田 俊明*4, 榊原 幸雄*5, 古味 信彦*6

徳島大学第1外科学教室
*1講師, *2大学院学生, *3教室, *4助手*5非常勤講師(愛媛県立中央病院), *6教授

 われわれは腹部迷走神経各枝の体液性胃分泌に対する役割について検討を加えている.今回はとくに幽門洞枝のgastrin releaseにおよぼす影響について検討するために臨床的にSPV+pyloroplastyおよびSV+antrectomy前後における胃分泌と血清ガストリン値を比較するとともに,実験的にHeidenhain pouch犬を用いて幽門洞枝切断前後におけるpouch分泌と血清ガストリン値を比較した.その結果,幽門洞枝はgastrin releaseに対して促進的に働いていることが確認された.また,Heidenhain pouch犬を用いて肝枝,腹腔枝の体液性胃分泌に対する役割についても検討した.以上,臨床的実験的研究結果を報告する.

日消外会誌 7: 512-520, 1974

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