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第7巻 第6号 1974年11月 [目次] [全文 ( PDF 1002KB)]
原著

小腸端々吻合後の運動機能に関する実験的研究

柴田 族光, 菊池 裕, 曽布川 憲充, 宮嶋 良征, 川村 邦昭, 橋村 千秋, 石見 徹夫, 北原 信三

東邦大学第2外科

 雑種成犬を用いて小腸横切端々吻合後の腸運動を筋電図学的に検討した.さらに小腸各部位で横切吻合した後,吻合線上下における律動頻数の変化を観察して,これらの成績をもとに小腸各部の律動頻数構成機構について考察した.
 端々吻合術後,2~3日目に腸管は明らかな律動収縮運動を開始し,術後約10日で手術侵襲から回復するが完全な運動機能の回復はほぼ永久に望めない.小腸各部にはintrinsicに律動収縮を営む機構が存在し,さらに幽門輪と総胆管開口部間の十二指腸から発し縦走筋層を介して下位に伝播して,intrinsicな頻数を加数するように働く刺激の両者によつて小腸各部の律動頻数は構成されていると考える.

日消外会誌 7: 551-559, 1974

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