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第8巻 第3号 1975年5月 [目次] [全文 ( PDF 1449KB)]
原著

二抗体法によるGastrinのRadioimmunoassay

原田 善弘

京都府立医科大学第2外科学教室(主任 橋本勇教授)

 Gastrinは,強力な胃液分泌作用を有する消化管ホルモンであり,胃十二指腸疾患の病態生理を究明する上に,Gastrinの血中濃度を測定することは不可欠である.
 著者は自家抗Gastrin血清を作製し,またWilson Co.の抗血清を用いてGastrinのRadioimmunoassayに関する基礎的検討を行い,二抗体法による血中Gastrinの測定に成功した.
 空腹時血中Gastrin値は正常群で平均58 pg/mlであり,各種消化器疾患患者と比較した場合特に有意の差は認められなかった.また血中Gastrin値と胃酸分泌の間にはfeed back機構が関与することが明らかにされた.手術後のGastrin値の変動をみると,迷走神経切断によりGastrin値が上昇するという結果を得た.

日消外会誌 8: 191-205, 1975

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