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第9巻 第3号 1976年5月 [目次] [全文 ( PDF 688KB)]
原著

胆管癌の外科的治療―とくに発生部位よりみた切除可能性の検討

後藤 明彦, 林 淳治, 岩島 康敏, 岡田 昭紀, 鈴木 剛, 小川 隆司, 下野 達広, 鬼束 惇義, 岩堤 慶明

岐阜大学第1外科

 胆管癌は肝外胆道系悪性腫瘍のなかでも,もつとも手術成績は不良であり,これには胆管癌の発生部位に関係していることが多い.この点を明らかにするため,岐阜大学第1外科で経験した胆管癌48例につき,その発生部位別に切除可能性について検討し,腫瘍の発生部位は3管合流部以下で,肉眼的病型分類では結節型または乳頭型で,経皮胆管造影で腫瘍による胆管閉塞部位がUまたはV型の像を呈する場合は切除可能性が大であることをのべた.また手術成績の向上には術前の診断および術前,術後の監理が重要であり,根治手術については高度黄疸例では,術前に経皮的胆管ドレナージにより,黄疸を軽減した後に手術を行うことが望ましいことを述べた.

日消外会誌 9: 301-307, 1976

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