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第10巻 第1号 1977年1月 [目次] [全文 ( PDF 957KB)]
原著

コレステロール系遺残結石に対する直接溶解剤としてのテルペン系製剤に関する研究 第II報 臨床応用における諸問題の検討

五十君 裕玄, 志村 秀彦, 浜田 建男1), 鎌田 正博1)

福岡大学医学部第1外科, 九州大学医学部第1外科1)

 胆石症に対する外科的治療が一般化している今日,外科医にとって全く不名誉な「胆のう摘除後症候群」という医学用語が生まれた.術後の愁訴を症候群として取り扱われた例は他に見当らず,当然原因を明らかにして適切な治療が施行されなければならない.
 著者らは本症候群のうち再手術をしなければならない症例の60~70%は術後遺残結石が原因になっていることに着目し,再手術以外の治療法について研究をすすめ,その一環としてコレステロール系遺残結石に対する仮称GA-100という直接溶解剤を開発した.前報では臨床応用に至るまでの基礎実験を中心に報告したが,今回は最近までに60例の臨床経験を得ることが出来たので,溶解効果と副作用の両面から検討を加えた.

索引用語
遺残結石, GA-100, d-limonene, CHRチューブ, ヘキサメタ燐酸ナトリウム

日消外会誌 10: 52-60, 1977

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