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第11巻 第2号 1978年2月 [目次] [全文 ( PDF 525KB)]
原著

ラットでの肝外閉塞性黄疸の実験モデルに関する研究

岩月 淳, 河野 信博, 三谷 進, 長尾 桓, 金高 伸也, 菅原 克彦

東京大学第1外科

 機械的閉塞性黄疸の実験で閉塞が持続しているか否かは基本的な問題である.著者らは総胆管を単結紮,2重結紮および2重結紮・切離して作製した閉塞性黄疸ラットで血清総ビリルビン値の推移を検討した結果,各群ともに血清総ビリルビン値が高値を持続する場合と正常値また正常値上限に低下する場合があることを認めた.後者では胆道造影所見から総胆管閉塞部の再疎通が生じていることを確認した.この再疎通は総胆管を2重結紮・切離後に肝十二指腸間膜を切離して,上下の総胆管切離端を離間することにより防止し得た.さらに閉塞性黄疸解除前後の病態生理を検討するために,著者らが考案した新しい簡単で確実な実験モデルについて検討を加えた.

索引用語
機械的閉塞性黄疸ラット, 再疎通, 胆道造影, 総胆管閉塞解除術式

日消外会誌 11: 178-182, 1978

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