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第11巻 第7号 1978年7月 [目次] [全文 ( PDF 1017KB)]
原著

閉塞性黄疸症例における血漿レニン活性と有効腎血漿流量の変動

金沢 信三

新潟大学医学部外科学教室第1講座(指導:武藤輝一教授)

 閉塞性黄疸時の肝腎相関を検討するため腎から分泌され,主に肝で代謝性除去されるレニンが最適な指標因子と考え,閉塞性黄疸症例において血漿レニン活性を中心に有効腎血漿流量および体液量の測定を行った.
 血漿レニン活性は閉塞性黄疸症例で有意に高値を示し,胆管炎合併の有無により有意差が認められた.肝におけるレニン不活性化能は肝硬変症例ほど著しい低下はみられないが,閉塞性黄疸症例でも有意に低下が認められた.有効腎血漿流量についても胆管炎合併の有無により有意差が認められた.
 このように胆道感染の有無により閉塞性黄疸時の肝腎相関の病態は異なることが示唆された.

索引用語
閉塞性黄疸, 胆道感染, 血漿レニン活性, 有効腎血漿流量, 肝腎相関

日消外会誌 11: 513-523, 1978

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