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第11巻 第8号 1978年8月 [目次] [全文 ( PDF 614KB)]
症例

薬剤性小腸潰瘍 本邦症例と文献的考察

佐藤 太一郎, 七野 滋彦, 前田 正司, 磯部 豊, 岸本 秀雄

八千代病院外科

 医薬品の開発は目覚しいばかりであるがその陰には幾多の副作用がある.われわれはIndomethacin 小腸潰瘍の症例を扱ったので,これを機会に薬剤性小腸潰瘍の本邦症例を過去20年にわたり集めて考察した.
 症例は17歳男の腎炎でIndomethacin 150 mg 152日間投与され回腸に23ケ所の穿孔を招いたもので,教回の手術でこれを全治せしめた.
 われわれが集めえた本邦における薬剤性小腸潰瘍は自験例を加えて14例で内訳はSteroidが7例,KCL-Thiazideが5例,通経剤が1例,Indomethacinによるものはわれわれの1例のみであった.Indomethacinにより小腸に潰瘍が生じ得る可能性についても文献的考察を行った.

索引用語
薬剤性, 小腸潰瘍, Indomethacin

日消外会誌 11: 670-675, 1978

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