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第11巻 第11号 1978年11月 [目次] [全文 ( PDF 699KB)]
原著

胃・十二指腸潰瘍における術式別にみた術後の減酸効果・胃内容排泄時間および遠隔成績について

大西 淳夫, 鋳谷 周三, 児玉 博行, 石橋 弘之, 久保田 憲彦, 野見山 世司, 立石 弘, 藤田 佳宏, 間島 進

京都府立医科大学第1外科

 過去8年間の胃・十二指腸潰瘍症例に行われた手術々式のうちで幽門保存胃切除術・幽門切除兼選迷切・幽門洞部分切除兼選近迷切および広範囲胃切除術について術前・術直後および遠隔時の減酸効果・胃内容排泄時間について検討し,Visi ck分類による評価を行った.術後MAOは4術式共5 mEq/hの範囲内に減酸した.排泄時間は幽門保存胃切除術では65分と正常に近く,遠隔時でも30分になり,広範囲胃切除術では15分と非常に促進した.gastric stasisは幽門洞切除兼迷切群では84.6%と高率に,一方幽門保存胃切除群では28%と低率にみられた.Visi ck分類では4術式間に差はなく,良好な成績を示した.以上,4術式の手術選択と適応はほぼ満足すべきであった.

索引用語
幽門保存胃切除術, 減酸率, 胃内容排泄時間, Visick grading, 手術適応

日消外会誌 11: 947-953, 1978

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