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第11巻 第12号 1978年12月 [目次] [全文 ( PDF 794KB)]
原著

胆のうの病理学的研究―Rokitansky-Aschoff sinusについて―

武藤 良弘, 内村 正幸, 脇 慎治, 林 輝義, 鮫島 恭彦, 松元 定次, 門野 寛, 室久 敏三郎, 岡本 一也1)

浜松医療センター外科, 同 病理1)

 切除胆のう331例(男性134,女性197)を短冊状に連続的に切り出し(一症例平均10枚),組織学的にRokitansky-Aschoff sinus(R-A)について研究した.331例中304例(91.8%)にR-Aが存在し,男性例の96.3%に,女性例の88.8%にみられた.一症例の平均R-A個数は21.8で,男性例26.8,女性例18.4と男に多くて男性では50歳台に,女性では40歳台に最も多かった.標本の単位長さ(1 cm)内に存在するR-Aの平均個数は0.81で,男性は0.95と女性の0.68より多く,男性は50歳台に,女性は40歳台に最高値を示した.R-Aの分布をみるとその頻度,個数ともに体部に一番多く認められた.

索引用語
胆のうの病理学的研究, Rokitansky-Aschoff sinus

日消外会誌 11: 1001-1008, 1978

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