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第12巻 第3号 1979年3月 [目次] [全文 ( PDF 923KB)]
原著

食道疾患微細病変の診断における食道連続撮影100例の検討―早期食道癌,stage-0癌の報告を含めて―

中山 隆市**, 青木 明人, 岡芹 繁夫, 木村 嘉憲, 別所 隆, 鳥潟 親雄***, 張谷 健二***

**平塚市民病院外科 主任医長, 平塚市民病院外科, ***慶応大学医学部病理学教室

 食道の微細,微小病変,陥凹性,表層拡大型病変のX線診断にはいまだ限界がある.対策としてはバリウムの食道内通過時間の速さ,解剖学的な特殊性をよく理解し良い二重造影の撮影が重要である.嚥下困難等を主訴とし食道造影にて粗大病変の認められない症例を主な対象とし,1973年来Elema-Schönander連続撮影装置を食道造影に応用し検討してきたが100例に達したのでその分析を行った.普遍的な食道撮影の限界より,(1)食道の部位別最適撮影条件の設定,(2)食道webなどの比較的稀有例の描写,(3)また本法にて診断可能であった胃全摘後の食道stage-0癌および食道噴門接合部早期癌の各1例にも検討を加え本法の臨床的有用性と意義につきのべた.

索引用語
食道連続撮影, 早期食道癌, stage-0癌, 食道噴門接合部癌, Esophago-gastric junction

日消外会誌 12: 117-125, 1979

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