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第12巻 第5号 1979年5月 [目次] [全文 ( PDF 911KB)]
原著

成人にみられた先天性胆管拡張症の検討―教室例15例と本邦成人例321例―

ちょう 桂植, 藤堂 泰三, 新田 貢, 頼 明信, 土肥 浩義, 梅山 馨, 青木 豊明

大阪市立大学第1外科教室, 南大阪病院外科

 当教室にて過去9年間に経験した成人型先天性胆管拡張症15例と本邦の最近17年間の集計しえた成人例321例について検討を加えた.自験例15例の型分類(戸谷の分類)はI-a型3例,I-c型3例,II型1例,III型2例,IV-A型5例,V型1例であった.診断方法はERCP,PTC,胆道シンチグラム,腹腔鏡による直接性胆道造影,DIC等により行われ,術前診断率は66.7%であった.手術々式はI-a型,IV-A型には内瘻造設術よりも嚢腫摘出術が,III型では乳頭形成術が適当と思われた.また巨大な嚢腫に対してはPTCドレナージ術を行い,嚢腫の縮小,黄疸の軽減,全身状態の改善を待って根治術を施行し良好なる結果を得た.

索引用語
成人型先天性胆管拡張症, 胆道シンチグラム(99 mTc-PI), 経皮経肝胆管ドレナージ術(PTCD), 膵胆管合流異常

日消外会誌 12: 336-344, 1979

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