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第12巻 第7号 1979年7月 [目次] [全文 ( PDF 406KB)]
症例

肝癌の壊死組織塊による総胆管閉塞2症例について

廣田 耕二, 勝見 正治, 尾野 光市, 和田 雅杳, 殿田 重彦, 青木 洋三, 浦 伸三, 宇都宮 晴久1)

和歌山県立医科大学消化器外科, 宇都宮病院1)

 肝癌の壊死組織塊による総胆管閉塞の2症例を経験し,1975年にLinが発表したicteric type hepatomaと判明したので,本邦で発表されている8症例を中心に文献的考察を加えた.逆行性膵胆管造影の所見の特徴は(1)非常に大きく柔らかい陰影欠損.(2)体位により形が変形する陰影欠損.(3)胆石ほどの硬さが認められない陰影欠損.の3点があげられる.本症はそのほとんどが臨床的に胆石症の発作と類似するため,その診断は困難をきわめる.今後適確なる診断をする上に注目すべき疾患と思われる.

索引用語
icteric type hepatom, 原発性肝癌, 総胆管閉塞, 壊死組織塊

日消外会誌 12: 462-465, 1979

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