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第12巻 第9号 1979年9月 [目次] [全文 ( PDF 1220KB)]
原著

消化器癌化学療法に併用する非特異的能動免疫療法に関する基礎的研究

寺田 信國

京都府立医科大学第2外科(主任:橋本 勇教授)

 癌化学療法にいわゆる非特異的免疫賦活剤と称されている薬剤を併用投与する際の効果を,各種免疫学的パラメーターの成績の評価および生存率の面から解析した.臨床例では消化器癌とくに胃癌を対象として多剤併用癌化学療法剤(MF((F'))C)と非特異的免疫賦活剤(OK-432)の併用効果について,動物実験ではC3H/Heマウスとsyngeneicの系であるMethylchlantrene誘発肉腫を用いて,Mitomycin CとOK-432,Levamisole,PS-KそしてBamfolin等をそれぞれ併用する場合の効果を検討した.これらの薬剤の併用により一般的には,各種免疫学的パラメーターの改善する傾向が認められたが,生存率の延長に推計学的有意差はみとめられなかった.

索引用語
消化器癌患者, 同系腫瘍, 非特異的免疫療法, 免疫学的パラメータ, 術後生存率

日消外会誌 12: 629-641, 1979

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