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第13巻 第7号 1980年7月 [目次] [全文 ( PDF 553KB)]
原著

術後5年以後に再発した胃癌症例の検討

中谷 勝紀, 宮城 信行, 江崎 友通, 白鳥 常男, 小西 陽一1)

奈良県立医科大学第1外科, 奈良県立医科大学付属ガンセンター腫瘍病理1)

 術後5年以後に再発した胃癌は20例で,再発形式は残胃再発9例,リンパ節再発7例,他臓器再発2例,腹膜再発2例であった.これら再発例の初回手術時の臨床病理学的所見では占居部位Aが14例(70%),中胃癌以下のものが19例(95%)であり,stage分類ではI 6例,II 4例,III 8例,IV 2例であり,癌型の肉眼的分類では0型2例,1型2例,2型5例,3型11例,リンパ節転移はn(-)かn1(+)が15例(75%),浸潤度もα~βが11例(55%)を占め比較的限局したものが多かった.再発形式別の初回手術時の特徴としては,残胃再発ではstage III,IVが多かったが,リンパ節再発ではstage I,IIが多く,浸潤度ではα~βがγより多かった.他臓器再発はすべてstage I,占居部位Aの小胃癌で分化型の腺癌で浸潤度はα,βであった.

索引用語
晩期再発胃癌, 肝再発, 残胃再発, リンパ節再発, 腹膜再発

日消外会誌 13: 801-806, 1980

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