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第13巻 第12号 1980年12月 [目次] [全文 ( PDF 1186KB)]
宿題報告

肝内結石症の病態と治療

佐藤 寿雄

東北大学第1外科

 1961年以降,教室では一貫した方針で肝内結石症の治療にとり組んできた.この間に経験した105例を基に本症の病態と治療のあり方について検討した結果を報告した.
 著者らは外科治療に直結するという理由で,肝内結石症を無狭窄型(40%),肝内狭窄型(16%),上部狭窄型(20%),下部狭窄型(24%)に分類している.臨床像や肝内胆管病変を詳細に検討すると,上部狭窄型や肝内狭窄型のなかには先天性の素因を基盤としているものがあると推察される.
 手術死亡例は11例で,いずれも病悩期間の長い症例であった.耐術者の完全社会復帰率は74%で,遺残結石の有無が大きく成績を左右している.また遺残結石の対策,とくにビ石灰石の溶解剤の開発の現状について述べた.

索引用語
肝内結石症, 胆管狭窄, 肝切除術, 胆管空腸吻合術, 乳頭括約筋形成術

日消外会誌 13: 1285-1296, 1980

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