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第14巻 第1号 1981年1月 [目次] [全文 ( PDF 634KB)]
原著

食道癌術前合併療法に関する1考察―内視鏡所見よりみた術前合併療法の効果の予測―

神津 照雄, 久賀 克也, 磯野 可一, 小野田 昌一, 石川 達雄, 山崎 義和, 円山 正博, 高橋 敏信, 谷口 徹志, 植松 貞夫, 小高 通夫, 佐藤 博

千葉大学医学部第2外科

 食道癌症例の術前合併療法の効果を予測する尺度を得る目的で,113例の初診時内視鏡検査時の主病巣形態から検討を行った.主病巣形態を立ち上がりの性状,辺縁隆起表面の癌露出程度,口側へののび方の3項目について,各々分類し,各項目の形態分類別のEf分布から効果指数を設定し,3項目の合計を,その症例の術前合併療法効果予測指数とした.この予測指数とEfには密接な関連がみられ,指数5以上の症例ではEf 2,3は75.9%,指数4で66.7%,指数3で31.4%,指数2以下では20%であり,Ef 3のみについても同様であり,また術前合併療法別にみても同じ傾向がみられた.従って,内視鏡所見から術前合併療法の効果をかなり予測できる.

索引用語
食道癌術前照射, 食道癌術前合併療法, 食道癌の内視鏡, 食道ルゴール撒布

日消外会誌 14: 21-26, 1981

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