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第14巻 第1号 1981年1月 [目次] [全文 ( PDF 629KB)]
原著

膵疾患に対する超音波穿刺術の意義

竜 崇正, 植松 貞夫, 渡辺 義二, 古川 隆男, 菊池 俊之, 尾崎 正彦, 佐藤 博

千葉大学第2外科

 リニア式電子スキャンを用いて超音波映像下に膵を直接穿刺し,吸引細胞診や,膵管造影,膵嚢胞造影を施行した.吸引細胞診は膵癌21例中18例(86%)の診断率であり,3 cm前後の切除可能な膵癌の診断も可能となった.膵管造影は最少5 mnから最大12 mnまでの膵管8例に努刺し,全例明瞭な膵管像を得ることができ,さらに胆管造影を併用することにより癌の拡がりをより的確に把握することができるようになった.膵嚢胞造影は4例に施行し形態や内容の検索により,膵嚢胞腺癌の1例を術前に的確に診断することができた.本法による副作用は経験しておらず安全で,診断的意義の高い検査法である.

索引用語
超音波穿刺術, 膵疾患, 膵吸引細胞診, 経皮的膵管造影, 経皮的膵嚢胞造影

日消外会誌 14: 45-50, 1981

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