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第14巻 第7号 1981年7月 [目次] [全文 ( PDF 1133KB)]
原著

ビリルビン系石に対する直接溶解剤としてのキレート剤に関する基礎的研究

池尻 裕一

福岡大学医学部第1外科(指導:志村秀彦教授)

 ビリルビン系石に対する直接溶解剤の開発を目的として,鎖状ポリリン酸の鎖長とカルシウムキレート効果の関係を明らかにするとともに,キレート剤の生理的条件下でのキレート効果を明らかにするために,種々のキレート剤のpH7.4,温度37℃における条件安定度定数を求め比較検討した.
 その結果,鎖状ポリリン酸を含む種々のキレート剤のキレート効果には,この条件下では著しい差異はなく,今までに報告されたこれらの毒性の結果を併せ考える時,鎖状ポリリン酸キレート剤(LPPC)は,現在のところ最も有効なビ系石直接溶解剤の1つであると結論した.

索引用語
直接胆石溶解剤, 遣残胆石症, キレート剤, 鎖状ポリリン酸ナトリウム, 鎖状ポリリン酸キレート剤(LPPC)

日消外会誌 14: 1069-1081, 1981

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