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第14巻 第8号 1981年8月 [目次] [全文 ( PDF 693KB)]
原著

肝内結石症治療の検討

木南 義男, 宮崎 逸夫, 永川 宅和, 倉知 圓, 野口 昌邦, 小西 孝司, 高田 道明, 松葉 明

金沢大学医学部第2外科

 過去18年間に著者らの施設において治療した肝内結石症94例の胆管性状と手術々式および手術成績との間の関連を検討した.全症例において,退院時遺残結石率は28%であり,手術死亡率は7.4%であった.耐術例の遠隔成績では症例の56%が良好を,29%が軽快を,8%が不変を,2%が胆管炎による死亡を,5%が不明を示した.多くの症例においては胆管の拡張や狭窄所見などに基づいた術式の選択が行われたが,肝内胆管の嚢状拡張例や狭窄例では,これをみない例に比し,治療成績が劣った,また,肝内外胆管狭窄を有する難治例に対しては肝切除,肝内胆管切開截石および肝管空腸吻合などを主とする術式が良好な成績を表わし,それらの有効性が示唆された.

索引用語
肝内結石症, 胆管性状

日消外会誌 14: 1185-1191, 1981

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