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第14巻 第9号 1981年9月 [目次] [全文 ( PDF 782KB)]
原著

自験胆嚢癌50例の検討

佐藤 光史, 大宮 東生, 吉田 宗紀, 大場 正己, 阿曽 弘一

北里大学外科

 昭和46年7月より昭和54年8月までの8年2カ月間に北里大学で経験した胆嚢癌50例を対象に診断,治療,予後に関し検討した.胆嚢癌50例中女性35例(70%)と女性に多くみられ,主症状は腹痛,発熱,腹部腫瘤,黄疸が多かった.外科症例28例中排泄性胆道造影が19例になされ18例(94.7%)が胆嚢造影陰性例であった.また確定診断には現在腹部血管造影が最も有効と思われるが,超音波検査法も今後期待される方法である.手術は27例に行われ切除できたのは11例(40.7%)であり,切除例でも癌浸潤が固有筋層をこえた8例は全て1年11カ月以内に死亡しその治療成績はいまだ極めて悪い.

索引用語
胆嚢癌, 排泄性胆道造影, 胆道造影陰性例, 腹部血管造影, Rokintansky-ashoff sinus

日消外会誌 14: 1315-1322, 1981

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