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第14巻 第10号 1981年10月 [目次] [全文 ( PDF 908KB)]
原著

早期胃癌1000例の検討―肉眼分類を中心に―

太田 博俊, 高木 国夫, 大橋 一郎, 田村 聡, 久野 敬二郎, 梶谷 鐶, 加藤 洋1)

癌研究会付属病院外科, 同 病理1)

 当外科において手術された1978年10月までの1,000例の単発早期胃癌に対して肉眼分類を中心に時代的変貌を加味しつつ,その臨床像を検討した.最近は手術胃癌の3例に1例は早期癌で,陥凹型早期癌が多く,占居部位では隆起型は胃下部,陥凹型は胃中部に多い.年齢分布はピークが隆起型は60歳代の出型,陥凹型は50歳代の丘型を示した.症例数で隆起型と陥凹型は1対4の比率で,深達度mとsmではほぼ同率であった.早期胃癌のリンパ節転移率は12.7%,m癌は3.4%,sm癌は21.7%.隆起型では20.9%その内m癌は1%,sm癌は33.3%,陥凹型では10%その内m癌は3.9%,sm癌は16.7%であった.治癒切除例の5生率は93.8%非治癒切除例で56.5%であった.

索引用語
早期胃癌肉限分類, 早期胃癌リンパ節転移, 早期胃癌組織型, 早期胃癌予後

日消外会誌 14: 1399-1408, 1981

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