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第14巻 第11号 1981年11月 [目次] [全文 ( PDF 853KB)]
原著

原発性総胆管結石症の検討

斉藤 英樹, 桑山 哲治, 藍沢 修, 丸田 宥吉, 若佐 理

新潟市民病院第1外科

 総胆管内で形成される結石はstasis stoneと呼ばれ胆汁うっ滞が原因と考えられているが,われわれは当科において経験した原発性総胆管結石症27例の胆管形態を3型に分類し,それぞれについて胆汁うっ滞発生の機序を検討した.その結果,Ia型(21例)では旁乳頭憩室,Ib型(2例)では乳頭炎,II型(4例)では高度な総胆管拡張が胆汁うっ滞を来たす原因であると推定された.治療法としては胆汁うっ滞を除く何らかの胆道ドレナージ手術を附加することが必要で,I a,I b型に対しては十二指腸乳頭形成術,II型に対しては胆管空腸吻合術(胆道再建)が選択すべき術式と考えられた.

索引用語
原発性総胆管結石症, 旁乳頭憩室, 乳頭炎, 十二指腸乳頭形成術, 胆管空腸吻合術(胆道再建)

日消外会誌 14: 1626-1633, 1981

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