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第14巻 第12号 1981年12月 [目次] [全文 ( PDF 1105KB)]
原著

細菌性腹膜炎下の結陽縫合創治癒に関する実験的研究

廣田 耕二

和歌山県立医科大学消化器外科(主任:勝見正治教授)

 結腸穿孔腹膜炎の結腸縫合創治癒に及ぼす影響についての研究は少なく,従って細菌性腹膜炎下で,いかなる処置を行えば結腸吻合が安全かという明確な結論が得られていない.著者は独自の方法で成犬61頭に細菌性腹膜炎を作製し,さらに68頭を用い,腹膜炎下で結腸創の縫合を行い,腹腔内処置法として非治療群,生食水洗浄群,生食水洗浄後polyvinylpyrrolidone iodine撒布群,同じくheparin撒布群,同じく抗生剤撒布群の5群に分け効果を検討した.その結果,抗生剤撒布群が死亡率7.1%,縫合不全率3.5%と最良で,さらに,腹膜炎の程度,腹水中細菌数,縫合部癒着,耐圧試験,病理組織検査においても優れた成績を示した.

索引用語
実験的腹膜炎, 腹膜炎下結腸縫合, 結腸縫合創治癒

日消外会誌 14: 1687-1697, 1981

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