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第15巻 第1号 1982年1月 [目次] [全文 ( PDF 865KB)]
原著

Cholangioma 8例の経験

中村 達, 飛鋪 修二, 阪口 周吉1), 賀古 真, 金井 弘一2)

浜松医科大学第2外科1), 第2内科2)

 本学開院以来約3年間にcholangioma 8例を経験した.そのうち5例に拡大肝葉切除および胆道再建を行い,その3例に門脈合併切除を行った.これらの経験に基ずいてcholangiomaの診断と治療について検討し,次の結果を得た.(1)cholangiomaの主訴は黄疸が多く,来院時すでに病期が進行しているものが多い.(2)脈管侵襲傾向が強く,全例に肝動脈および門脈に浸潤変化を認めた.(3)切除術施行例は5例で,拡大肝右葉切除+胆道再建+門脈切除再建3例,拡大肝左葉切除+胆道再建2例である.hilar typeでは全例に門脈合併切除が必要であった.(4)cholangiomaの根治術では総肝動脈,腹腔動脈周囲リンパ節,膵後部リンパ節などの広汎なリンパ節郭清が必要である.

索引用語
肝内胆管癌, 原発性肝腫瘍, 肝切除, 門脈合併切除

日消外会誌 15: 23-30, 1982

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