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第15巻 第2号 1982年2月 [目次] [全文 ( PDF 1214KB)]
原著

実験的イヌ胃隆起性病変に関する電子顕微鏡的研究―とくに核内小体を中心として―

村谷 貢

群馬大学医学部第1外科(主任:中村卓次教授)

 ENNG誘発実験イヌ胃腫瘍において,過形成性ポリープ,良性腺腫および分化型腺癌の隆起性病変を正常胃粘膜とともに電子頭微鏡的に研究した.とくに核内小体の出現頻度と種類について検討した.正常胃粘膜では3.7%に核内小体が出現し,過形成性ポリープ14.3%,良性腺腫12.1%,分化型腺癌34.2%であった.核内小体は5種類に分類され,正常胃粘膜と過形成性ポリープでは,Type I,II,IIIのみが出現し,Type IVは良性腺腫と分化型腺癌に,Type Vは分化型腺癌にのみ認められた.とくに良性腺腫と分化型腺癌の間には,核内小体出現頻度と種類剔出現分布に関して各々p<0.01で有意の差を認めた.

索引用語
ENNG実験イヌ胃癌, 核内小体の電顕, 胃の良性腺腫, 胃良性・悪性境界病変

日消外会誌 15: 140-150, 1982

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