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第15巻 第5号 1982年5月 [目次] [全文 ( PDF 661KB)]
原著

切除不能大腸癌症例の予後に関する臨床的検討

藤本 茂, 橘川 征夫, 石神 博昭, 雨宮 邦彦, 大山 欣昭, 呉 正信, 遠藤 文夫, 奥井 勝二

千葉大学医学部第1外科

 切除不能大腸癌41例の手術所見,制癌治療と予後について検討した.41例の50%生存期間は9.3カ月であり,41例中制癌治療非施行20例の生存期間は8.1±5.4月である.また,制癌剤投与14例のそれは16.5±15.5月,術後照射の7例は11.3±8.2月の生存期間である.手術所見中生存期間との相関はH因子のみに認められ,それ以外のP,S,N因子には相関を認めなかった.長期生存症例の多くはH0,PO~1,S3であり,術後の生存期間の長短による分類では,15月以上生存の場合に制癌治療を受けた症例が有意に長期生存した.術前・術後の検査成績中AlPが生存期間と相関を有した.

索引用語
切除不能大腸癌

日消外会誌 15: 819-825, 1982

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