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第15巻 第8号 1982年8月 [目次] [全文 ( PDF 401KB)]
原著

空腸による食道再建術

藤田 博正, 橋本 敏夫, 野田 辰男, 丸谷 巌, 佐藤 正典, 大山 廉平, 中村 修三, 高野 真澄, 前田 耕太郎, 富田 濤児

国立栃木病院外科

 食道切除後に胃を再建に使用することができない症例,ByPass例,計15例に対し,空腸を用いて食道再建術を行った.初期には胸壁前の空腸Interpositionを行っていたが,最近ではRoux-Y-ρ吻合法により,手術時間,出血量とも半減し,縫合不全も減少した.特殊な症例以外は手術時間2時間,出血量200 ml程度で手術が可能である.
 空腸による食道再建術の問題点は挙上腸管の壊死で4例に発生した.いずれも先端部にみられ,壊死部の切除,外瘻造設などのすばやい処置を行い,2例がその後の皮弁形成術で回復した.

索引用語
食道再建術, 食道Bypass術, Roux-Y法, 空腸Interoposition

日消外会誌 15: 1303-1307, 1982

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