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第15巻 第12号 1982年12月 [目次] [全文 ( PDF 481KB)]
原著

大腸粘液癌の検討

能見 伸八郎, 田中 承男, 井口 公雄, 稲葉 征四郎, 橋本 勇

京都府立医科大学第2外科学教室

 教室で過去19年間に経験した大腸癌は299例みられ,粘液癌は34例(11.4%)みられた.この34症例について,項目に分けて臨床的に検討を加え,粘液癌を含む大腸癌全症例と比較した.
 その結果,粘液癌は若年者に多い傾向がみられ,占居部位では右結腸に有意に多発していた(p<0.01).また,リンパ管侵襲が多く(p<0.01),深達度は全例ss(a1)以上であり,腹膜播種陽性例が多くみられた(p<0.025).
 5年生存率は,大腸癌stage II症例の71.7%に対して,stage II粘液癌は39.0%と悪かった(p<0.05).

索引用語
大腸粘液癌, 大腸癌予後

日消外会誌 15: 1876-1880, 1982

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