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第16巻 第1号 1983年1月 [目次] [全文 ( PDF 535KB)]
原著

胃癌の血清学的診断―総シアル酸,CEAおよびHexoseによる判別分析を用いて―

上原 泰夫, 小島 治, 栗本 貴志, 谷奥 卓郎, 西岡 文三, 藤田 佳宏, 間島 進, 王 昭崇1), 北川 直樹2)

京都府立医科大学第1外科教室, 社会保健神戸中央病院外科1), 国立福知山病院外科2)

 胃癌患者45例において血清総シアル酸濃度,Hexose濃度およびCEA濃度が測定され,血清学的診断が試みられた.診断方法としては,上記3物質の血清濃度を変数とした判別分析が用いられた.血清総シアル酸濃度およびHexose濃度は胃癌患者で健常人に比べ有意に高値であった.上記3変数を単独で用いた場合の陽性率は総シアル酸56%,Hexose 84%,CEA 29%であったが,3変数併用した判別分析では78%が陽性となった.またstage Iの胃癌でも69%の陽性率が得られた.血清総シアル酸とCEAについては病期進行とともに上昇する傾向がうかがわれた.

索引用語
総シアル酸, CEA, Hexose, 癌血清学的診断

日消外会誌 16: 17-22, 1983

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