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第16巻 第3号 1983年3月 [目次] [全文 ( PDF 1668KB)]
宿題報告

食道癌の発生と治療に関する臨床的ならびに実験的研究

山下 精彦

日本医科大学第1外科

 食道癌の発生と発育過程をヒト食道剖検例および切除例の325例とラットおよびビーグル犬に実験的に食道癌を作製し組織学的に検討した.ヒト,ラット,イヌの食道癌は異型上皮を前癌病変とし発生することが強く示唆され,さらに発癌の促進因子の一つに細菌の関与が示唆された.また,ヒト食道胃接合部の予備細胞増殖を伴う扁平上皮化生は癌発生母地の一つと考えられた.食道癌の補助療法として放射線療法(Linac),化学療法(油性ブレオマイシンの経口投与)と高圧酸素療法の三者併用は実験食道癌ばかりでなくヒト食道癌にも有効であった.

索引用語
食道癌, N-メチル-N-アミルニトロサミン, N-エチル-N-ニトロ-N-ニトロソグアニジン, 異型上皮, 油性ブレオマイシン

日消外会誌 16: 507-514, 1983

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