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第16巻 第4号 1983年4月 [目次] [全文 ( PDF 575KB)]
原著

Autosuture-EEAを利用した胃全摘食道空腸ρ吻合再建術

大塩 学而, 大沢 二郎, 矢田貝 凱, 三輪 智久, 篠田 正昭

岐阜歯科大学外科

 胃全摘後の再建法として,poor risk症例,並びに進行癌症例に米国USS社製Autosuture-EEAを使用し,食道空腸ρ吻合再建術を31例に施行した.手術合併症は1例に胸膜炎を併発したのみであり,手術死亡,縫合不全,出血などの重篤な合併症は認めなかった.退院時愁訴を有したものは8例(25.8%)で,つかえ感など通過障害を思わせるものであった.この狭窄症状は特に外科的治療を必要とせず,3~6ヵ月以内に消失した.
 EEAによる食道空腸ρ吻合再建術は,術後愁訴を有する率は比較的高率であるが,非常に安全な方法であり,poor risk症例,進行癌症例の胃全摘術後の再建法として有効な一方法と考える.

索引用語
胃全摘術, 食道空腸ρ吻合再建術, Autosuture-EEA

日消外会誌 16: 666-671, 1983

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