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第16巻 第5号 1983年5月 [目次] [全文 ( PDF 846KB)]
原著

直腸癌における側方転移および非転移リンパ節の大きさ

大見 良裕, 土屋 周二, 大木 繁男, 辻仲 康伸, 梅本 光明, 飯田 明, 城 俊明, 桔梗 辰三1), 西丸 與一2)

横浜市立大学第2外科, 同 中検病理1), 同 法医学2)

 直腸癌手術例182例(治癒切除147,非治癒切除35)の摘出側方リンパ節2,262個の大きさを計測し,転移リンパ節および非転移リンパ節の大きさについて比較検討した.また,非癌屍体の剖検により正常の側方リンパ節の数と大きさを検討した.結果,1)側方リンパ節転移率および転移度は治癒切除例でそれぞれ15%,1.7%,非治癒切除例で40%,7.3%であった.転移は10 mm以上のリンパ節に高率にみられた.4 mm以下のものではわずかに0.9%(治癒切除),1.4%(非治癒切除)であり,このような転移は中直腸および閉塞動脈領域に多かった.2)正常解剖例では一例平均33個の側方リンパ節が採取されたが,中直腸動脈領域にはリンパ節が少なく,あっても7 mm以下のものであった.

索引用語
直腸癌側方リンパ節の大きさ, 直腸癌側方リンパ節の転移率, 直腸癌側方リンパ節の転移度

日消外会誌 16: 902-910, 1983

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