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第16巻 第7号 1983年7月 [目次] [全文 ( PDF 518KB)]
原著

イヌ実験胃癌による硬性癌の研究

野村 秀洋, 西 満正, 川路 高衛, 金子 洋一, 高尾 尊身, 面高 俊一郎

鹿児島大学第1外科

 生後4カ月の雑犬4頭と生後6カ月のビーグル犬4頭の計8頭に150 μg/mlのENNGを栗原法にて1日1回8カ月間連続投与した.その結果1,105日目と1,245日目に屠殺した雑犬2頭に次のごとき硬性癌を作成し得た.
 1.硬性癌の肉眼型はBorrmann 3型(se)1病変,II c型進行癌(pm)1病変,II c型早期癌(sm)3病変であった.
 2.硬性癌の組織型は低分化型腺癌4病変,印環細胞癌1病変であった.
 3.硬性癌の発生部位は胃下部4病変,胃中部1病変で,胃上部には認めなかった.腺領域別では幽門腺粘膜領域に4病変,境界領域に1病変が認められ,胃底腺粘膜領域には認められなかった.

索引用語
イヌ実験胃癌, N-ethyl-N'-nitro-N-nitrosoguanidine(ENNG), 硬性癌

日消外会誌 16: 1302-1306, 1983

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