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第16巻 第7号 1983年7月 [目次] [全文 ( PDF 449KB)]
原著

潰瘍性大腸炎に対する全結腸切除兼回腸直腸吻合術―とくに二期的手術について―

武藤 徹一郎, 上谷 潤二郎, 沢田 俊夫, 小西 文雄, 杉原 健一, 森岡 恭彦

東京大学第1外科

 潰瘍性大腸炎にする手術例28症例について分析を行った.最近の5年間には12例に全結腸切除兼回腸直腸吻合術(IRA)が行われ,11例に成功した.ステロイド長期使用例が増加しているため,IRAが二期的に行われる例が増加していた.一期的にIRAの行われた9例の予後は良好で,直腸切除の行われた例はなかった.二期的IRAとして種々の術式を試みたが,一期手術として全結腸切除+回腸直腸吻合+ループ回腸瘻造設,二期手術として回腸瘻閉鎖を行うのが最も妥当と考えられ,現在までに6例に行い,良い結果が得られた.潰瘍性大腸炎に対する全結腸切除兼回腸直腸吻合術は適当な術式と考えられた.

索引用語
潰瘍性大腸炎, 回腸直腸吻合術, 潰瘍性大腸炎の外科治療, 自然肛門温存術

日消外会誌 16: 1358-1362, 1983

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