有限責任中間法人日本消化器外科学会公式サイトへリンク 日本消化器外科学会雑誌 Online Journal
メインナビゲーションを飛ばす
ホームへリンク
最新号へリンク
既刊号へリンク
論文検索へリンク
投稿規定へリンク
編集委員会からへリンク
公式英文誌へリンク
購読のご案内へリンク
閲覧上のご注意へリンク
書誌情報 Japanese Englishページへリンク
第16巻 第8号 1983年8月 [目次] [全文 ( PDF 688KB)]
原著

胃癌における噴門側切除術の検討

野口 芳一, 太田 博俊, 高木 国夫, 池 秀之, 高橋 知之, 大橋 一郎, 久野 敬二郎, 梶谷 鐶, 加藤 洋1)

癌研究会附属病院外科, 同 病理1)

 1946年から1978年までに,癌研外科にて根治手術の施行された胃上部癌587例中,全剔例425例,噴切例162例を比較し,噴切適応条件を検討した.
 その結果,1.占居部位では,(1)C,Ce,Cm,Cmeの表在癌でAW≧3 cm離し,残胃小弯距離≧5 cm得られる症例.(2)C,Ceの進行癌で,AW≧5 cm離し,残胃小弯距離≧5 cm得られる症例.2.S因子から,(1)S0,S1及び狭範囲のS2症例,及び,(2)合併切除可能なS3症例.3.n因子から,n0,n1およびNo.10,No.11に留るn2症例.以上3条件すべてを,噴切の必要条件とした.これら条件下での噴切施行例と全剔例の間には,その5年生存率において差違は認められなかった.

索引用語
噴門側胃切除術, 胃上部胃癌リンパ節転移率

日消外会誌 16: 1470-1476, 1983

ダウンロードサイトへリンク PDFを閲覧するためにはAdobe Readerが必要です
このページのトップへ戻る
メインナビゲーションへ戻る
Copyright © 日本消化器外科学会