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第16巻 第9号 1983年9月 [目次] [全文 ( PDF 933KB)]
原著

INDOCYANINE GREENの血中消失様態に関する臨床的研究―とくにICGRmax検査の問題点とその改良について―

小関 和士

東北大学医学部第2外科(指導:葛西森夫教授)

 臨床例100例においてIndocyanine Green(ICG)血中消失様態を再検討した結果,ICG消失曲線の早期変曲を認め,色素静注後3分,5分,7分の3点のICG血中濃度変化の解析により,『ICG早期消失率』が求められることを示した.これに基づくICGRmax測定は,Michaelis-Mentenの酵素反応速度論における『反応の初速』および『基質の初期濃度』の双方を,より的確に把握したものということが出来,その臨床的有用性を確認することができた.また,ICG早期消失率算出時に得る零時ICG血中濃度を基質の初期濃度とする改変ICGRmaxの試算をも行い,“ICGRmax”一日測定法の新しい可能性についても論じた.

索引用語
肝予備能, インドシアニン・グリーン(ICG), ICG消失率, ICGRmax, ICGRmax一日測定法

日消外会誌 16: 1656-1665, 1983

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