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第16巻 第10号 1983年10月 [目次] [全文 ( PDF 443KB)]
原著

閉塞性黄疸時の耐糖能および膵ホルモンの変動

小林 修, 善甫 宣哉, 藤村 嘉彦, 藤原 敏典, 新谷 清, 守田 知明, 兼行 俊博

山口県厚生連周東総合病院外科

 閉塞性黄疸患者をI群(総ビリルビン値1.0~5.0 mg/dl),II群(5.0~10.0 mg/dl),III群(15.0 mg/dl以上)各4例と黄疸および肝・膵障害を有しない対照群5例に対し糖負荷試験を行い,末梢静脈血の膵ホルモンについて検討した.血糖は黄疸が亢進するに従って高値を示し,糖尿病状態を呈した.インスリンは黄疸が亢進するに従って低下し,早期の高反応は遅廷または欠如した.グルカゴンは黄疸が亢進するに従って高値を示し,その結果,インスリン:グルカゴンモル比は黄疸が亢進するに従って低下し,インスリン優位よりグルカゴン優位となり,糖新生能の亢進を示唆した.

索引用語
閉塞性黄疸, インスリン, グルカゴン, インスリン:グルカゴンモル比

日消外会誌 16: 1790-1794, 1983

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