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第16巻 第12号 1983年12月 [目次] [全文 ( PDF 788KB)]
原著

術後高アミラーゼ血症・高アミラーゼ尿症の臨床的検討(第2報)―その発生因子と予防に関する一考察―

浅江 正純, 勝見 正治, 青木 洋三, 山本 誠己, 江川 博, 三木 保史, 橋本 忠明1), 湯川 裕史1)

和歌山県立医科大学消化器外科, 国保日高総合病院消化器外科1)

 術後に発生する高アミラーゼ症例では,唾液腺型アミラーゼ活性の上昇によるものが多く,その原因としてホルモン様物質や唾液腺導管の一時的な閉塞や狭窄なども考えられている.そこで,術後早期よりうがいを励行させ,血中と尿中のアミラーゼとそのアイツザイムを術前と術後1,3,5,7,14病日に測定し,うがいを行わなかった群と比較した.対象は腹部消化器疾患患者群と脳神経外科疾患患者群であった.その結果,腹部消化器疾患患者群においてうがいを施行した群では有意にアミラーゼ活性,とくに唾液腺型活性の低下をみた.また脳神経外科疾患群においては高アミラーゼ症の発生頻度は腹部消化器疾患群にくらべ有意に低下していた.

索引用語
術後高アミラーゼ血症, 術後高アミラーゼ尿症, 術後膵炎, アミラーゼアイソザイム

日消外会誌 16: 2098-2105, 1983

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