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第17巻 第3号 1984年3月 [目次] [全文 ( PDF 951KB)]
宿題報告

食道癌再発の実態と対策

磯野 可一

千葉大学医学部第2外科

 教室の1959~1982年間に切除された胸部食道癌再発例のうち,その再発形式の明らかな症例147例を中心に,その再発の実態について調べ,そのおのおのの再発形成に対する対策について述べた.
 これら再発の原因としては,癌腫の病理組織学的所見からは,深達度,リンパ節転移,断端癌遺残,脈管内侵襲,壁内転移,上皮内癌,神経周囲浸潤などは重要な所見である.
 そして,最も多い再発形式のリンパ節再発は,多くは手術の際の取り残しによるものである.したがって,現段階での対策の1つとして手術の安全性にともないできるだけ十分なリンパ節郭清を行う拡大手術を施行すべきである.そして,これと平行して全身療法の確立が大切である.

索引用語
リンパ節再発, 臓器再発, 残遺食道再発, 局所再発, 腹膜再発

日消外会誌 17: 527-536, 1984

別刷請求先
磯野 可一 〒280 千葉市亥鼻1-8-1 千葉大学医学部第2外科

受理年月日
1983年10月18日

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