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第17巻 第3号 1984年3月 [目次] [全文 ( PDF 643KB)]
原著

超音波ガイド下肝生検―合併症防止と成績―

松田 康雄, 道清 勉, 新谷 英夫, 中室 誠, 深田 隆三, 中島 邦也, 伊豆蔵 豊大, 薮内 以和夫, 西岡 稔

大手前病院外科, 同 内科1)

 肝腫瘍例28例を含む名種肝疾患計130例を対象に,超音波ガイド下肝生検(144回)を施行し,内128回の生検操作において著者らの開発した肝生検セットを用いて後出血のモニターとOxycel綿による止血を試みた.その結果,22.1%(27回)において何らかの出血を認めた.また,肝腫瘍群とび慢性肝疾患群間の出血検出率を比較してみると,前者の方が明らかに高値を示した(p<0.005).出血を認めた27回の生検を含め止血操作を施行した全例において後出血に起因する合併症は全く認めなかった.合併症としては,止血操作を行わず,シースを抜去した1例にごく少量の胆汁漏出を認めたのみであった(合併症発生率0.69%).

索引用語
超音波穿刺術, 肝生検

日消外会誌 17: 595-600, 1984

別刷請求先
松田 康雄 〒590 阪府市東区大手前之町宮有無番地 大手前病院外科

受理年月日
1983年11月9日

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