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第17巻 第5号 1984年5月 [目次] [全文 ( PDF 365KB)]
原著

胃切除後の骨障害とう歯について

福田 稔, 広田 正樹, 佐藤 定雄1)

白根健生病院外科, 新潟大学歯学部第1保存科1)

 1968年より1978年の11年間に胃切除された,442例のうちの350例を対象に,術後の骨障害,う歯についての検索を行った.
 骨塩低下症例,う蝕経験歯数多数者は,術後経過とともに増加し,術後10年以上では骨塩低下症例は43%,う蝕経験歯数多数者は70%にもおよんでいた.
 これら障害例は,B-I法群に比べB-II法群に有意に多く,また牛乳非摂取群では,摂取群に比べ有意に多くみられた.
 これら障害例,とくにう蝕経験歯数多数者では尿中c-AMPが有意に高かったことより,これら骨障害,とくにう歯発生には,二次性副甲状腺機能亢進症が大きく関与しているものと考えられた.

索引用語
Billroth-I法, Billrth-II法, 牛乳不耐症, 胃切除後の骨障害, 胃切除後のう歯

日消外会誌 17: 853-856, 1984

別刷請求先
福田 稔 〒950-12 新潟県白根市大字上下諏訪木770-1 白根健生病院

受理年月日
1984年2月15日

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