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第17巻 第7号 1984年7月 [目次] [全文 ( PDF 513KB)]
原著

Pneumobiliaの超音波診断に関する検討―基礎的ならびに臨床的検討―

高田 忠敬, 安田 秀喜, 内山 勝弘

帝京大学第1外科(主任:四方淳一教授)

 Pneumobiliaは肝内外胆管に本来存在しないはずのガス像が見られるものである.診断に腹部単純X線が主であったが,最近,超音波検査時に肝内結石とまぎらわしい像として問題となってきた.そこでわれわれはpneumobiliaの超音波像の成り立ちと60例の臨床経験を検討した.この結果,pneumobiliaの基本的超音波像は弱い音響陰影をともなうstrong echoとして描出でき,胆管分枝の空気の量によりstair type(空気が少なく胆汁と混在する場合),branching type(ほとんど空気で満たされた場合)の2種類に大別できた.臨床例でもstair typeとbrancing typeに大別でき,体位変換によりbranching typeからstair typeへ,またはその逆に容易に変化することが認められた.

索引用語
内胆汁瘻, pneumobilia, 超音波診断胆道再建, 肝内結石

日消外会誌 17: 1416-1420, 1984

別刷請求先
高田 忠敬 〒173 東京都板橋区加賀2-11-1 帝京大学第1外科

受理年月日
1984年3月14日

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