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第17巻 第8号 1984年8月 [目次] [全文 ( PDF 720KB)]
原著

OK-432に対する宿主反応性とその効果について―SU-PS反応を用いた検討―

春日 正己, 咲田 雅一, 土井 正樹, 下間 正隆, 鈴木 源一, 玉井 政材, 蔭山 典男, 今城 茂良, 藤田 佳宏, 間島 進

京都府立医科大学第1外科学教室

 胃癌,大腸癌124例を対象として,SU-PS反応の反応性によりOK-432の有効性を把握できないかと考えて,SU-PS反応の術前術後の推移,免疫学的パラメーターとの相関,SU-PS反応の反応性と予後について検討した.1)胃癌・大腸癌の病期が進むにつれてSU-PS反応は低下する傾向にあり,OK-432の投与後にSU-PS反応の増強がみられた.2)OK-432が20 KE以上投与された42症例をSU-PS反応の反応性によりresponder(26例)とnon responder(16例)に分類すると,responder群ではPPD・PHA反応が良好で,IAP値はnon responder群で高かった.3)非治癒切除・非切除例の予後はresponder群で良好であった.以上よりSU-PS反応によりOK-432の有効例が選別できる可能性が示唆される.

索引用語
OK-432に対する宿主反応, 免疫学的パラメーター, SU-PS皮内反応, 溶連菌製剤OK-432

日消外会誌 17: 1587-1594, 1984

別刷請求先
春日 正己 〒602 京都市上京区河原町通広小路上ル梶井町465 京都府立医科大学第1外科

受理年月日
1984年5月9日

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