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第17巻 第12号 1984年12月 [目次] [全文 ( PDF 661KB)]
原著

OK-432の局所投与とMitomycin Cを併用した胃癌に対する術前療法の研究

向井 稔

千葉大学第2外科教室(指導:佐藤博教授)

 OK-432の局所投与とMMCの併用が,エールリッヒ腹水癌細胞を用いた動物実験にて有効であることを確認し,胃癌に対する新しい術前免疫化学療法として,OK-432の内視鏡的局注とMMCのone shot静注を併用した治療法を考案し,40例の胃癌患者に応用した.そして,術前約2週間における,この治療による肉眼的効果を判定するために,術前療の肉眼的効果判定基準を作成した.その結果,腫瘍の50%以上の縮小,または治療前の肉眼所見と明らかに異なり,早期癌様に変化した“有効”が35.5%に,“やや有効”が59.5%に認められた.“無効”は5%であった.この治療法による効果は,組織型による特徴は認められなかった.

索引用語
胃癌の術前免疫化学療法, 内視鏡的免疫賦活剤局注, 肉眼的効果判定基準

日消外会誌 17: 2143-2149, 1984

別刷請求先
向井 稔 〒280 千葉市亥鼻1-8-1 千葉大学医学部第2外科

受理年月日
1984年10月17日

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