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第18巻 第1号 1985年1月 [目次] [全文 ( PDF 576KB)]
原著

C領域の胃癌の術式選択―特にstage IIIの切除術式の再検討―

武田 仁良, 掛川 暉夫, 福嶋 博愛, 北里 誠也, 小深田 盛一, 白井 文夫, 橋本 謙, 荒木 恒敏, 黒岩 達, 村上 吉博, 平井 裕

久留米大学第1外科教室

 Cを中心とする胃癌をC・CE群とCM・CME群の2群に分け切除症例につき検討した.
 切除率は非治癒切除も含めてC・CE群は175/181 96.7%でCM・CME群は65/115 56.5%であった.
 stage I,IIの予後は良好であったがstage IIIではC・CE群22.6%,CM・CME群30.0%と良い結果は得られず,胃上部の癌の予後向上のためには症例も最も多いstage IIIの外科的治療成績向上が大切で,そのためには胃全摘+膵脾合併切除を標準術式とし食道浸潤距離2 cm以上は開胸の絶対的適応で,特にCM・CME群の低分化型の食道浸潤例ではより十分な食道切除が必要で,またP因子を配慮したより広範な腹腔内臓器合併切除が必要であろう.

索引用語
C領域胃癌, 左開胸開腹, 膵脾合併切除, 上部胃癌の縦隔リンパ節転移, 下部食道切除と胃全摘

日消外会誌 18: 29-35, 1985

別刷請求先
武田 仁良 〒830 久留米市旭町67 久留米大学医学部第1外科

受理年月日
1984年10月17日

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