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第18巻 第4号 1985年4月 [目次] [全文 ( PDF 1031KB)]
宿題報告

消化性潰瘍の病態と外科治療―十二指腸潰瘍を中心に―

青木 照明

東京慈恵会医科大学第2外科

 1971年から1981年までの10年間に当教室で手術的治療を行った消化性潰瘍症例761例のうち,十二指腸潰瘍315例,胃・十二指腸共存潰瘍105例に対する選択的近位迷走神経切離術(以下SPV)181例,広範囲幽門側胃部分切除術(以下胃切除術)204例を中心に検討した.SPV後5年以上長期経過症例151例の再発は8例5.29%,胃切除術後204例の再発は9例4.4%であった.再発に関与する病態として,SPV症例ではadrenalin作仂性酸分泌,胃切除症例では迷走神経性胃酸分泌の亢進が問題であり,insulinおよびadrenalin負荷試験による酸・gastrin反応から個体の病態差判定を行い,術前では手術術式の選択,術後ではSPVの完全性判定が可能となった.

索引用語
十二指腸潰瘍症病態, insulin試験, adrenalin作動性胃酸分泌, 選択的近位述走神経切離術, gastrin分泌と酸分泌

日消外会誌 18: 841-850, 1985

別刷請求先
青木 照明 〒105 港区西新橋3-19-18 東京慈恵会医科大学第2外科

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