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第18巻 第9号 1985年9月 [目次] [全文 ( PDF 572KB)]
原著

胸部食道癌手術における非開胸食道抜去術の意義

夏田 康則, 児玉 好史, 秀島 輝, 蒲池 寿, 田口 純一, 土器 潔, 犬塚 貞光

福岡大学第2外科

 食道癌19例に,非開胸食道抜去術を施行した.頚部食道癌11例の5年生存率は22.2%であり,癌腫が頚部に限局すれば本術式は今後も有力な手術法と考えられた.一方,胸部食道癌8例では5年生存はなかったが,リンパ節転移が広範でない場合,多少とも長期生存の可能性が示唆された,そこで,胸部食道癌に対する本術式の根治性を高めるため,横隔膜縦切開と吊上げ式開腹鉤の併用による下縦隔リンパ節郭清を行えば,占居部位がIm,Ei,Eaに限り"R1+α"の可能性があり,根治手術が不能なpoor risk例が対象となる本術式においてその意義は少くないことを強調した.

索引用語
胸部食道癌, 非開胸食道抜去術, 横隔膜縦切開, 吊上げ式開腹鉤

日消外会誌 18: 1961-1966, 1985

別刷請求先
夏田 康則 〒814-01 福岡市城南区七隈7丁目45の1 福岡大学医学部第2外科

受理年月日
1985年5月15日

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