有限責任中間法人日本消化器外科学会公式サイトへリンク 日本消化器外科学会雑誌 Online Journal
メインナビゲーションを飛ばす
ホームへリンク
最新号へリンク
既刊号へリンク
論文検索へリンク
投稿規定へリンク
編集委員会からへリンク
公式英文誌へリンク
購読のご案内へリンク
閲覧上のご注意へリンク
書誌情報 Japanese Englishページへリンク
第18巻 第9号 1985年9月 [目次] [全文 ( PDF 1038KB)]
原著

十二指腸進展胃癌の臨床病理学的検討

山村 義孝, 紀藤 毅, 山田 栄吉

愛知県がんセンター

 胃癌治癒切除率向上のため十二指腸進展胃癌356例(胃切除全例の12.5%)の臨床病理学的特徴について検討した,対象の80%が十二指腸進展距離7 mm以下であり,21 mm以上は6例で最長35 mmであった.肉眼型が早期型,So,ps(-)の十二指腸進展頻度は低く距離も短いので十二指腸を15 mm以上切除すればよいが,3・4型,S2,seは頻度も高く距離も長いため十二指陽を35 mm以上切除が必要な場合もある.リンパ管侵襲は2型,por髄様型に多く,先進部となることも多い.また長距離進展例は12・13番リンパ節の転移率も高い.)非治癒切除の15.4%が断端癌遺残によるもので,治癒切除例の5年生存率は7 mm以下進展群46.3%,8 mm以上進展群11.4%であった.

索引用語
十二指腸進展胃癌, 胃・十二指腸境界, 十二指腸壁内進展距離, 十二指腸断端癌遺残

日消外会誌 18: 2006-2016, 1985

別刷請求先
山村 義孝 〒464 名古屋市千種区田代町鹿子殿81-1159 愛知県がんセンター外科第3部

受理年月日
1985年5月15日

ダウンロードサイトへリンク PDFを閲覧するためにはAdobe Readerが必要です
このページのトップへ戻る
メインナビゲーションへ戻る
Copyright © 日本消化器外科学会